サイバービジネス関連寄稿

こりゃ、ヘンだ!ホームページ講座
ー第3回「始めに越えるべきハードル」ー


全く個人的見解だが(いつもそうだけど)

・ブランディング以外の目的で多用されるフラッシュ
スプラッシュページ(導入ページ)
振り分けページ(rooting page)
・eコマースの
動画コンテンツ

の4つがキライである。




 ネット環境は一応100MのBフレッツ(もっとも15〜20M出れば御の字だ)なので、ブロードバンド体験も「バンバン」と思いたいところだが、さっぱり関心がわかない。
 デザイナーの人にはひどくバカにされたが、ネットでの情報の本質とは「
言葉」あるいは「文字」だと固く信じているからだ。なにしろ動画の買い物など、地上波のテレビショッピングで十分である。わざわざウェブで体験させるだけのsomethingにはまだお目にかかっていない。もっともこれは結論を出すのは時期早尚であるとわれながら思うので、その内、きちんとレポートしようと思う。

 表向きには「双方向性こそウェブの本質」などと言っているが、ライフスタイル上は「双方向」はかなりキライだ。面倒臭い。寝転がって見るテレビにまさるメディアはないとひそかに思っているワケだ。

●フラッシュの大流行ー果たして効果の程は?

 かなりキライなもののもう1つがフラッシュだ。なんでこんなにフラッシュのオンパレードになってしまったのだろう。新製品等のブランディング利用の場合はまあ許容範囲の限界。フラッシュがスプラッシュページにくっついたのはもうイヤだ。
 ヤコブ・ニールセンに言わせれば、スプラッシュページは「
ウェブ上での邪悪な存在」「最初に克服すべきハードル」である。

 最近は地方の商工会議所などに呼ばれて「中小企業のホームページを診断してください」などと言われるのだが、みてびっくり。本当にフラッシュのオンパレードだ。といっても社名がヒラヒラ飛んでくるといった程度。一体これに何の意味があるのか解せない。というとすごーく悲しそうな顔をされてしまう。

 「折角恰好いいと思って作ったのに」ということなのだ。だがウエブは発信者やデザイナーの自己満足より利用者の使い勝手を優先すべき。特に製造業等受注にウェブを利用するなら単刀直入に用件が満たされるページを作るべきだろう。

 目下の感想では「化粧品業界」「アパレル業界」「ショッピングセンター業界」が「無意味なフラッシュ多用」の見本のように見受けられる。

●rooting pageの効果は?

 rooting pageもかなり嫌いだ。例えば「Japanese English」などとただ振り分けるだけのページだ(事例)。我が社も超国際企業だ、と言いたいのはわからないでもないが、sonyみたいに日本語頁からボタン1つでグローバルサイトに飛ばせばよい話だろう。

 Englishといえば先般訪ねた沼津市役所のホームページはなかなか情報はキチンと整理されており、英語とポルトガル語のボタンもついている。さすが「国際都市」と思ったら、中身は「市長の挨拶」1枚だけ。英語は最近増えたようだがポルトガル語はあいかわらずだ。これでは外国人に気の毒というもの。挨拶などはわざわざクリックして見たい情報ではないだけに、逆に失望感を与えてしまう。ウエブで最もしていけないことの1つは「羊頭狗肉」なんだけどネ。

●こりゃヘンだ!ホームページ大賞

 さて今回の「こりゃヘンだ!ホームページ大賞」は若者に人気の化粧品「シューウエムラ」に捧げる。ブランドイメージも明確、店舗戦略も明快な企業だ。だがウエブは少しやりすぎじゃないの?何しろ恐ろしげなBGM付き、フラッシュてんこ盛りの導入ページが延々と続く。しかも中にもぐるメニューボタンも動き回って押しにくいったらない。

 だがシミュレーターは結構楽しめる。億を越える組み合わせのお絵書きが画面上で可能。これはこれで楽しいが化粧品会社にとっては自己矛盾だろう。何しろシミュレーターで詳しい商品提案をすればするほど「これを元に店で買って下さい」では逆に顧客不満を招いてしまうからだ。この内容はinternet comに書いたのでそちらを参照してください。ちなみにそこで触れている「米国企業」はオリジンズである。アメリカ企業のウエブには、配色が本当に素晴らしい事例がいくつかある。倒産してしまったgarden.comなどはその代表例であった。オリジンズはネットにおける「癒し系サイト」を標榜する。個人的にはこういうコンセプトのサイトが結構スキである。

 というわけで今回はいつにもましてスキ、キライの話に終始してしまいました。だからワタシのサイトを「仕事に役立つリンク集」などに入れてはいけない、と言っているのです。



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